メタリックホイルの使い方
メタリックホイルは単独では生地にプリントする事ができません。
下地として業務用転写紙やアイロンプリントシールが必要です。
下地として適している用紙
●メタリックパウダープリントシート (抜きプリントの上にメタリック加工ができます)
※パウダープリントシートに付属のPDシートではメタリックプリントが出来ない場合があります。
●業務用抜ける転写紙MPプラスタータイプC (抜きプリントの上にメタリック加工ができます)
●黒・白共用アイロンプリントシール(ハサミ・カッター等でカットしてください)
メタリック加工の際には、プレス機のご使用をおすすめしますが、丁寧に熱と圧力を加えられればアイロンでくっつけることも可能です。
3色メタリックプリント
メタリックパウダープリントシート+メタリックホイルを使ったカラフルキラキラTシャツプリント
【黒・白共用アイロンプリントシールを使って抜き文字ゴールドプリントを作る場合】
背番号の作り方を参考にして抜き文字を作ります。
(1)アイロンシールの表を赤色1色で印刷します。(金メタリック加工後にメタリック抜け部分を目立たなくする為)
シートを黄色く印刷してもOKです。
※銀メタリック加工をする場合は、青1色でプリントしてください。
※オーロラの場合は、色は付ける必要はありません。
(2)アイロンシールの裏面にプリントしたい文字の輪郭を反転印刷します。
(3)輪郭に沿ってカッター等で切り抜きます。
(4)切り取ったアイロンシールの裏紙を剥がします。
(5)生地に、アイロンシール→金メタリックホイル→仕上げシートの順に重ねます。
アイロンシール
金メタリックホイル(金メタリック面が上)
仕上げシート(エンボス面が上)
金メタリックホイルはアイロンシールより一回り大きめにカットして金メタリック面を上にして載せます。
仕上げシートは、エンボス面が金メタリックホイルにあたらないように、通常アイロンをあてる面を金メタリックホイルにあててください(表面が上になるように)
(6)アイロンでプレスします。(中温で1ヵ所5秒を2回。全体重をかけて)
※プレスの際に圧力が足りないと、メタリックがうまくプリントされないので注意!
(7)完全に冷めてから、金メタリックホイルを剥がすとアイロンシートの部分のみがメタリック加工されます。
(メタリックホイルの表面の薄いフィルムが剥がれます。)
金メタリック加工して、剥がした後のシートアイロンシールの部分のメタリックが剥がれて薄いフィルムだけが残ります。
(8)金プリントを少しマットな感じに仕上げたい時には、仕上げシートのエンボス面を金プリントにあててアイロンでプレスします。
この写真くらい金メタリック加工がされていれば成功です。アイロンシールの下地の赤がうっすらと見えています。
最後に仕上げシートのエンボス面をあててアイロンをかけると金プリントが凸凹してマットな感じに仕上がります。下地の色も多少目立ちにくくなります。
シルバー加工をする場合は、下地の色を青にすると目立ちにくくなります。
メタリックプリントは永久的なものではなく擦れや洗濯等ですこしづつ剥離します。
加工後はメタリック部分を擦ったり、揉んだりしないでください。
Tシャツ等にメタリック加工した後は、裏返してネットに入れて洗濯してください。