印刷コストを考える① 「1枚いくら?」

お世話になります。企画室の飛山です。

師走のバタバタと出張でブログの間隔が空いてしまいましたが、

お付き合いお願いいたします。

今回は、個人的に悩ましいテーマをお教えしたいと思います。

よく展示会などで「1枚の印刷はいくら?」と質問されます。

勘の良い読者様なら分かると思いますが、環境によるんですよね。

ただ、お客様に大体をお答えしなければいけないし、業者様も原価計算のために知っておく必要があります。

今日はここで、1枚の印刷コストの考え方を展開してきます。

WTRIP811dnで使用するOKI C811dnで説明します。

メーカーによる商品HP

http://www.oki.com/jp/printing/products/color/c811dn/overview/

写真右横にカラーとモノクロの価格が記載されてますね。

でも、そもそもA4サイズなのか、どんなイラストデータなのか、環境設定が気になりますよね。

メーカーの環境設定は以下の4文ですが、実はそのなかにコスト削減のヒントが書いています。

①「ISO/IEC19798」に基づいたトナーカートリッジ(TNR-C3L●2)の印刷可能枚数と、A4ヨコ送り片面を一度に3枚ずつ印刷した場合のイメージドラムの印刷可能枚数より算出。連続印刷時の値はカラー約11.0円/モノクロ約2.6円。

A4ヨコ送りが縦より良いみたいですね。

②<ランニングコストについて>

ランニングコストは参考値です。実際のランニングコストは、印刷するドキュメントの内容、プリンタードライバーの設定、お客様の使用状況、OS環境、電源のON/OFFやカバーオープン/クローズ時の調整動作などによって異なります。

色々な状態で変わりますが、電源のON時にある程度消費がされるようです。

③<ランニングコストの基本的な算出基準>

トナーカートリッジ(容量が大きい方)とイメージドラムの本体価格をそれぞれの印刷可能枚数で割った値の合計をベースとし、イメージドラムに添付されているトナーカートリッジの容量(一部商品は、オフィスドキュメントモード)によるトナー消費量の平均削減率を考慮したものです。用紙代、メンテナンス品、消費税などは含まれておりません。

(トナー代+ドラム代)÷(トナー印刷可能枚数+ドラム印刷可能枚数)が基本的な算出方法の様です。

④<カラーLEDプリンター・カラーLED複合機の消耗品の印刷可能枚数について>

トナーカートリッジの印刷可能枚数は、「ISO/IEC19798」もしくはA4各色5%密度相当のデータを、A4片面で繰り返し印刷した場合の参考値です。イメージドラムカートリッジの印刷可能枚数は、A4片面を一度に3枚ずつ繰り返し印刷した場合の参考値です。実際の印刷環境においては、印刷するドキュメントの内容、プリンタードライバーの設定、お客様の使用状況、OS環境、電源のON/OFFやカバーオープン/クローズ時の調整動作などにより印刷可能枚数が低下する場合があります。印刷条件によっては半分以下になる場合があります。

トナーとドラムで違いがありますね。

最初にドラムは枚数しか条件がないため、イラストデータを気にしなくてよいみたいです。

次にトナーですがA4各色(CMYK)5%密度相当のデータは以下になります。

参考データがあります

http://www.oki.com/jp/printing/products/iso19798/index.html

(参考)

この5組を1セットで連続印刷した場合が、A4各色5%になるようです。

ベタのデータがあったり、新聞みたいな文字ばっかりだったり、分かりづらいですよね。

どんなデータ?というのは次回説明いたします。

 

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