アイロンプリント用紙の違い
シートに印刷してカットした所(プリンターで印刷するタイプ)
まだプリントはしていません。(白い紙の上に乗せているだけです)
枠に合わせて楕円にカットしてあります。
上が黒・濃色生地用の「黒・白共用アイロンプリントシール」
下が白・淡色生地用の「アイロン転写シート」
アイロンプリントシール(プロ仕様)も黒・白共用アイロンプリントシールと同じ感じにプリントされます。
白・淡色生地用のアイロン転写シートは、反転印刷します。
白い生地にプリントしてみました
どちらの写真も上のプリントが黒・濃色生地用で、 下のプリントが白・淡色生地用です。
黒・濃色生地用のアイロンプリント用紙はベースの色が白いので余白部分は白くなります。
白・淡色生地用のアイロン転写シートは余白部分は半透明に透けます。
このような複雑な形のロゴの場合、余白部分をキレイに切り取ることが難しいので、白い生地にプリントする場合は、白・淡色生地用を使ったほうがキレイに仕上がります。
このような楕円などの比較的切り取りやすい画像の場合は、余白をカットすることができるので、どちらの用紙もプリントできます。
グレーの生地にプリントしてみました
どちらの写真も上のプリントが黒・濃色生地用で、下のプリントが白・淡色生地用です。 黒・濃色生地用のアイロンプリント用紙はベースの色が白いので余白部分は白くなります。
黒・濃色生地にプリントする場合、白・淡色生地用の用紙は背景の色が透けてしまうのでキレイにプリントできません。
プリントのコツ
どの用紙を使い場合でもプレスの際には、アイロン台を使わず硬い板などの上でプレスしてください。 アイロン台などのやわらかい台の上で作業すると、しっかり圧力をかけたつもりでも意外とシートに圧力がかかっておらず、剥がれの原因となります。 手順通りに作業すれば、数回の洗濯で剥がれたり色落ちしたりすることはないので、大丈夫。 特に端の方は圧力がかかりにくいので念入りにプレスしてください。
●キャンパス生地のトートーバックにプリントする場合はバックの色が白でも黒・濃色生地用のアイロンプリントシールをご使用ください。 「洗濯につよいアイロン転写シート」は荒い目の生地にはくっつきにくいです。
●アイロンプリント用紙でひび割れなどができるのは、生地の伸びにシートがついていかない為にひび割れとなってしまうことが多いです。弊社のアイロンプリント用紙は、シートに伸びを持たせたので、生地と一緒にシートが伸びるので、ひび割れがしにくくなっています。
●生地に撥水加工が施してある場合、プリントが生地にくい込まないので、うまくくっつかない場合がありますのでご注意ください。 表面を消毒用エタノールで拭いて、生地の表面を荒らしてからプリントするなどの工夫が必要です。
「洗濯につよいアイロン転写シート」の剥がし方裏技
弊社のアイロンプリント用紙は、どれも洗濯しても剥がれないように丈夫に作られていますので、剥がそうと思ってもなかなか剥がれないです。 黒・濃色生地用のアイロンプリントシールは消毒用エタノールで少しずつ根気よく剥がしていくしか方法がないのですが、白・淡色生地用の「洗濯につよいアイロン転写シート」には剥がし方の裏技があるんです(^_^;) 【裏技】 剥がしたいプリントの上に何も印刷されてない「アイロン転写シート」をかさね、アイロンで熱を加え(圧力はいりません)熱いうちに剥がすと下記写真の様に、はじめにプリントしたシートが一緒にくっついてきて剥がれます。 ただし、繊維に染み込んでしまったインクは取れません。
このくらいきれいに剥がれていれば、この後もう一度アイロン転写紙シート」を貼ってもあまり目立ちませんが インクの残り方が多いようならば、濃色生地用のアイロンプリントシールを上から貼る方が無難です。