明けましておめでとうございます。クイックアートの東京ショールームの飛山恭平です。
今年は月1回はブログ書いていきたいです。
2023年と2024年で世間的に変化があるとしたらインフレ抑制と円高だと思います。
昨年は色々なものが高くなり1ドル140円台が当たり前になり、今年は値段が安定して1ドル130円台になるのか…
このTシャツプリント業界においてはDTFの出現で製造原価が下がり世間がインフレの中、逆に価格競争からデフレに走った業界だと感じてます。そしてインフレが落ち着いた今、販売価格を上げてく事はより難しくなり長期的にはDTFはプリント業者の利益率の観点から首を絞めるものになった印象です。
トムスやキャブのTシャツは上がりましたがDTFにより製造原価が抑えられたので値段は据え置き…というような感じ。しかしユニクロなど行くと昔と比べて値段凄く上がってます、基本は1千円以上。この波に乗れなかったTシャツプリント業は今からの賃上げ等の色々な固定費の増加に対応していく必要があり試練の年になると思います。
基本的には製法は横に置き、お店の人柄などが値上げにはより重要になると思います。というかしなっとTシャツプリントの価格を値上げしておかないと業界自体が就労者から敬遠されるのではないかと危惧しています。
私が今まで担当させていただいて成功してるなと感じたお客様は総じて 儲かっている人で 販売価格がかなり高いです。平均価格で販売してる人から見ると無理って思うはずですが、その人達はその価格でしか商売しないので売れたら儲かるんです。なのでここは勇気だけな気がしてあんまりDTFやDTGとか製法は関係ないんですよね…
年始は色々心機一転な時なので、あんまり儲からないな…DTF買うか…ではなくて今一度値段を上げることを考えてみましょう!そこに大きなチャンスがあるはずです。