お久しぶりです。
クイックアートの東京ショールームの飛山恭平です。
なんと3年ぶりの投稿になりました、今まではPCで投稿してたんですがどうしても業務内での投稿は難しくこんなに期間が経ってしまいました。
これかはスマホでの編集投稿で月1回はプリント情報をお伝えしたいと思います。
この3年間でコロナも終わりようやく日常が戻りましたね。そしてDTFが登場しました。
フィルムに印刷をしてパウダーをかけて熱して転写マークを自動に作る
当社が販売していたパウダープリントの自動システムです
一言でいうと溶剤プリンタでのカス取りとリタック貼り付けが不要になって省人化されたシステム
ここまではプリント業者の人も知ってると思いますが何故日本でDTFがここまで加熱したかというとビジネス的に大きな儲けがでたからです
中国発祥のこのDTFプリンタは中国で30万円で売ってたものを日本に仕入れて300万円で国内で販売してたんです!これを言うと日本のプリンタ販売業者が悪徳に感じるかもしれませんが価値を感じて買うのは各個人の自由。まさにどちらにとっても美味しい話でした。
そしてこの高利益のビッグビジネスに多くのプリンタメーカーと販売会社が群がって株で言うとイナゴ状態に…。
そもそも国内で大量生産できる会社は限られており日本経済の今後を考えると縮小なのでブログを書いている今はもうDTFプリンタ販売の営業マンからしたらもうら2巡はしている感じです。各会社のDTFプリンタの在庫の山は想像すると怖いものです。
一方その中でもDTFプリンタの開発と販売共に好調のメーカー様もあります。固有名詞は避けますが共通点は海外への販売網があるところです。国内市場は残念ながら大量生産のシステムの需要はすぐ満たしてしまいます。一方世界に目を向ければ正にニーズは無限大です。このような会社は限られていますが業界内では本当の大企業だと思います。
少し話は長くなりましたがDTFプリンタに価格帯が近いガーメントプリンタの勢いも落ちた感じです。
恐るべしDTFプリンタ。そして白トナープリンタの販売への影響はというと、なんと2024年は過去最高ベースです。小ロット多品種の白トナーと大ロット多品種のDTFはシステム的なニーズが被らないんです。そして儲かるDTFに各社目が眩んで行ってしまったのでクイックアートしか小ロット多品種の受け皿がなくなりました。その結果が今年の成績でした。
長くなりましたがプリント業界はここ3年からすると大きな変化がありましたが実は2024年はあまり変化が少なかったです。ただ当社も新しい転写紙商品を多くリリースして盛り上げていこうと思います。
これからブログ投稿も頑張りますので笑 どうぞよろしくお願いします。