
どうしてラミネーターが必要なんですか?

マークにピンホール(穴)ができるのを防ぐためです。
ラミネーターの必要性について解説します。
抜ける転写紙Type-Wで転写マークを作る際は、プレス機でトリミングする前に必ずホットラミネーターに通してください。
(2025年3月以降、ラミネーターの使用は「推奨」から「必須」となりました)
なぜラミネーターが必要なのか?
ベタ柄の場合、空気の逃げ場がなく、トナーと糊の間に空気が入りやすくなります。これがピンホールの原因となります。
また、2025年3月以降、ラミネーターを使用しない場合、マークの余白部分に捻じれたような糊が付着する現象が確認されました。そのため、ラミネーターの使用を「推奨」から「必須」としました。
ラミネーターの有無による違い
- ラミネーター有り:プレス圧の強弱に関わらず、不具合は発生しませんでした。
- ラミネーター無し:プレス圧が強くても弱くても、以下の不具合が発生しました。
- プラスターのひび割れ
- シワの発生
- 穴あき
- 余白部分に捻じれた糊の残留
失敗やロスを防ぐため、抜ける転写紙シリーズを使用する際は、必ずラミネーターに通してからトリミングしてください。
ラミネーター使用時の注意点
- ラミネーターに通した後は、なるべく5分以内に抜き作業を完了してください。
- 用紙が冷えるとピンホールが発生しやすくなり、プラスターがうまく密着しません。
- Type-Wのトリミング温度は135℃で30~40秒が目安です。(2023年6月現在)
- まずは説明書通りの設定で試し、失敗する場合のみ温度や時間を調整してください。