MPプラスタータイプDのSTEP2の工程でうまく白のり部分が作れません

抜ける転写紙MPプラスターTypeD

STEP2の工程でプラスター(白糊)がうまく抜けない原因として下記の原因が考えられます。

【プレス機の圧力不足】
圧力は300Kg以上あるものが望ましいです。
圧力が均一ではない場合や弱い場合は、段差マットやラバースポンジマットなどを挟んで圧を上げる方法もございます。
段差マット
ラバースポンジマット


【プレス機のコテ面が平滑でない為、用紙が密着しない】
プレス機の四隅にコピー紙を4枚挟んでプレスした状態で引っ張って抜ける紙がないかチェックしてみてください。
紙が抜ける箇所があれば、その部分に圧がかかっていません。
また、プレス機でもマーキング用ですと中央部分は凹んでいて中央が圧力のかからない仕様になっているものもあります。
ワッペンなど厚みのあるものを圧着するのが目的なので転写紙には向いていません。
コテ面に定規をあてた時に中央部分が凹んでいる場合は、その部分の圧力が弱くなりますので転写紙にはあまり適しておりません。
弊社のプレス機はこの点を考慮した設計になっております。


【STEP2   ⑤の熱いうちに剥がすで用紙が少し冷めてしまっている】
裏返してプレスする(コピー用紙が上)時に隅の方を少し折り曲げておく事と、プレス機の上から移動させずに素早く剥がす事がポイントです。