RIPソフト(Printerstation5+)は主に「抜ける転写紙MPプラスターシリーズ」を便利に扱える印刷システムです。
RIPソフトがない場合は、まず初めにCMYKのトナーでカラーを印刷し、黒トナーと白トナーを入れ替えて、白や淡い色のデザインを上から重ねて印刷する必要があります。
2回プリンターに通す事になるので、どうしても微妙な位置ズレが起こります。
Ripソフトを使うとCMYWの4色でフルカラーを表現します。
2回印刷が必要な主な場合は以下です。
1)白色と黒色を含んだデータの場合
2)CMYKのカラー濃度の合計値が80%以下の低い場合
しかしトナーを入れ替えての2回印刷では 印刷ズレの失敗がありました。
しかしRIPソフトがあれば2回印刷の必要がないので印刷ズレの問題はスムーズに解決できます。
またデータ作成も白出力の箇所をカラー1%に設定するとその部分に白が重なり、白印刷ができます。
失敗のリスクも少なくなり、作業時間も短くTシャツを作ることができます。
苦手な部分を理解する
RIPソフトでは以下の点が苦手です
CMYWの印刷では、黒トナーがないのでグレーを初めとした色味が苦手です。またベタ柄では、ドットがでやすいです。
黒はCMY3色のトナーを混ぜた色の為、黒トナーの黒とは若干色味が異なります。
また、デザインの左右どちらかに1ドット程度CMYのトナーがはみ出る場合があります。
その場合はRIPソフトではなく黒トナーを入れた2度刷りで対応したり、MPプラスターType-Dにて製作いたします。
デザインによってRIPソフトで印刷する場合とプリンタードライバーで印刷する場合、もしくは使用する用紙を使い分ける事が転写紙プリントのコツです。
Printerstation5+のCDに同梱されている、テストデータのPDFと簡単セットアップ説明書がダウンロードできます。

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