タイプWでベタのデザインにピンホールができます【補修方法】

抜ける転写紙MPプラスターTypeWその他のご質問

マークを作るプレスの際にMP93とプラスターの間に空気が入ってピンホールができる場合がありますが、 プレス機で2枚を合わせる前にラミネーターを通すとピンホールができにくくなります。

写真など、抜きのないデザインの場合は全面移行タイプをお使いいただき、 文字など抜きの多いデザインの場合は抜けるタイプを使うなど、デザインによって使用する転写紙を使い分けてください。

抜ける転写紙MPプラスターシリーズ ピンホール補修裏技

ピンホール

MPプラスターシリーズのピンホール補修方法

MPプラスターシリーズを使ったマークを作成する際、充分な圧力を加えていても
転写マークにピンホール状の穴ができてしまう場合があります。
これは抜き柄の面積が大きい場合に空気の逃げ場がなく、気泡ができてしまう為です。これを防ぐには

(1)事前にラミネーターに通して密着させる
(2)プレス時間を長めにする(60秒程度)

などの方法があります。
しかし、それでもピンホールが出来てしまった場合には、下記のいずれかの方法で補修する事ができます。

①プラスターシートの残骸を使っての補修方法(ベタ部分の補修向き)
②修正液とホットメルトパウダーを使っての補修方法(細かい部分の補修向き)

①プラスターシート

 
プラスターシートの残骸を切り取り、ピンホール部分に乗せます。

 
リケイ紙またはオーブンペーパーを乗せ、熱プレスします。(130~135℃で3秒程度)
リケイ紙またはオーブンペーパーはプラスターシートが剥がれないように、用紙が冷えてからめくってください。


通常通り生地にプリントします。

 
冷えたら剥がして完成です。
表から見る分にはあまり目立ちません。光に透かすと補修した部分が薄っすらわかります。

②修正液+ホットメルトパウダー


ピンホール部分に市販の修正液を乗せます。修正液は白い液体状の物をご使用ください。

 
修正液が乾かないうちにホットメルトパウダーを乗せます。


裏からパンパン叩いて余分なパウダーを落とします

 
通常通り生地にプリントします。


冷えてから剥がします。

 
表から見る分にはあまり目立ちません。光に透かすと補修した部分が薄っすらわかります。

この方法はあくまでも裏技ですので、洗濯耐久性など十分にテストしてご納得の上ご使用ください。
※ホットメルトパウダーは熱をかけると溶けて冷えると固まる粉です。布用の糊です。


ホットメルトパウダー
1袋 10g