レーザープリンター内部のお掃除

プリンター

印刷結果に不具合がある場合、まずは下記のメーカーページをご参照いただき、
症状に応じた対処を行ってください。
※困ったときには 印刷が不鮮明なとき
上記の対処方法でうまくいかない場合、
印刷した際に色ずれが解消しない場合や、トナーが飛び散った様子が見受けられる場合は、
プリンタ内部のお掃除をおすすめ致します。


トナー汚れ(定着不良)
まず、トナー汚れ(定着不良により紙にくっつかず、残ってしまったトナーの汚れ)は
使用する用紙とプリンタの用紙厚の組合せが誤っている時に発生することが多いです。
下記のようなトナー汚れが付着した状態で印刷を続けると次の印刷に影響が出ます。

下記の手順でプリンター内部の汚れを除去してください。

1.コシのある普通紙(上質紙)を用意していただき、
illustratorやメモ帳等で「1」や「.」ピリオドなどだけのデータを作成します。
(なるべく小さいデータが望ましいです)

2.このデータをコシのある普通紙に印刷すると内部の汚れが普通紙に付着します。
給紙方法:マルチパーパス、用紙厚:厚紙モードで印刷して汚れが取れるまで複数回実行します。

3.プリンタ内部にトナー残りが有る場合、下記の様に普通紙にトナー残りが付着いたします。

表にも裏にも汚れがつきます。

4.トナー残りの汚れがつかなくなるまで、1枚×複数回実行します。
(通常、3、4回でトナー残りは無くなります)

上記でトナー汚れが無くなったことを確認後、使用する転写紙に合わせて用紙厚を変更して印刷してください。

次に、一般的なレーザープリンタのお掃除方法リンク先の通りです。
リンク先のプリンターはOKI811ですが、OKI841、OKI835、OKI844共に構造は同じです。


まずは、LEDヘッドのレンズ面(プリンター上部のカバーを開けた状態でカバー側についているレンズ)を
柔らかい布でしっかり拭いてください。
この部分に汚れやトナーが付着しているとシマが出るなど印刷不良の原因となります。


センサー部分のお掃除は下記の通りです。
プリンターを開けて、全カラーをドラムごと取り外します。
黒いベルトユニットがでてきますので、表面を柔らかい布でしっかりふき取ってください。

その後、ベルトユニットを取り外すと、下記のようになります。

下記の個所を柔らかい布などで、軽くふいて汚れを取ってください。


また、黄色丸で囲ったところも、前後に動かして綿棒などで軽く拭いてください。

以上がプリンターのお掃除になります。


用紙送り方向にスジが出る場合
印刷結果で用紙送り方向にスジが出る場合、ドラムの劣化やLEDレンズの不具合等が疑われます。
トナーをCMYK(通常配置)にセットしていただき、マルチパーパストレイに普通紙をセットして
プリンター本体の「メニュー」から「プリンター情報印刷」「CMYKテスト1」を印刷してみてください。

正常な場合は下記の写真のような印刷結果となりますが、
ドラムやトナーが劣化していたり、LEDレンズに汚れが付いていると縦にスジが出る場合があります。
その場合、まずはクイックアートにご相談ください。

下記は極端な例ですが、シアンのレンズ部分にマステを貼ると、下記の写真のような結果になります。

マゼンタやイエロー(グリーンの部分はシアンとイエローが出力されています)、
ブラックにはスジがないことがわかります。

スジが出ている該当の箇所を柔らかい布でしっかり拭くことで解消されます。
かたい布やティッシュだとレンズを傷つける恐れがあるので、必ず柔らかい綿の布を使ってください。
≫詳しいレンズの清掃方法はこちら