木材用パウダープリント転写後の透明の被膜を取るにはどうしたらいいですか?

木材用パウダープリントシート

転写対象が木材ですので、生地用のパウダープリントと違い透明の被膜が付きやすいです。
熱を加えることで木材自体が糊のようになってしまい、
インク部分以外のシートの被膜がうっすら木材に転写されてしまいます。

パウダーをまぶした後、しっかり粉を払っていただいても、
うっすら透明な被膜が出てしまう場合も多いです。
ただ、紙にパウダーが残っていると当然被膜はより出てしまうので
叩くときは強い力で裏側から指で叩いてパウダーを落としてください。
どんなに強くたたいてもインクに付着したパウダーが落ちることはありません。

転写後の被膜は、粘着テープでペタペタするとある程度目立たなくさせることはできますが、
完全に除去することは難しいかもしれません。ペタペタしてる際にインク部分まで剥がれてしまう場合は圧力が少し足りていなかった部分かと考えられます。

もし剥がれてしまったら、もう一度重ねるように上からプリントしていただくか
やすり等で木材表面をきれいに削り、プリント部分をなくして初めからやり直すという方法もあります。
ただ、表面が凸凹しになってしまうと再度プリントが難しくなりますのでご注意ください。

根気強くテープでペタペタしていくと被膜は大方除去できます。